この春、ブランディング案件でメインコピー、タグラインなど、
いろいろ文字技術を駆使させてもらった、
松本義肢社(愛知県小牧市)のスポーツインソール「FUSION-FLEXI」シリーズ。
その上位モデルに「FUSION-FLEXI PRO」というアイテムがあるのですが、
うれしいことになでしこジャパンの川澄選手がブログでPRしてくださいました。
アメリカ女子サッカーリーグ・シアトル・レインFCに移籍後、
最近スパイクを変えたようで、それに合わせてインソールも新調されたとのことです。
「FUSION-FLEXI」シリーズのブランディングには引き続き関わっていまして、
先日新製品ネーミングでも、案を採用してもらえました。
キャッチコピーやネーミングなどは、
テキストとは異なり、比較的少ない文字数の中で、
こちらの腕が問われます。
「!」と思ってもらうためには、
言葉の神が降りてくるのを待つ感覚的な書き方ではなく、
ヒアリングや分析などなどを重ねて筋道を立てて考案していく書き方が求められます。
(どちらかというと、前者のパターンで書かれていると思われていることが多数ですが、そうではないです。ミュージシャンや画家のようのにピン!とひらめいて作品ができた、っていうのは経験がない・・・)
モノによってはわずか数文字程度のキャッチコピーという制作物ですが、
そこに至るまでには、いくつもの作業工程が潜んでいるのです。
そういうのをADやクライアントが理解してくださって、
付き合ってくれたからこそ、
今回のような結果につながったと推測した次第であります。